不正大麻・けしの撲滅運動

不正な大麻・けしの撲滅運動について

神奈川県では、県民の皆様を対象として、"大麻・けしに関する正しい知識を持って頂き、不正な栽培及び自生の大麻・けしを除去して、その撲滅を図る運動 (平成19年度不正大麻・けし撲滅運動)"を展開しています。大麻及びけしの不正な栽培や使用は、本人だけではなく、社会一般に大きな悪影響を与える可能 性があります。
もし、これら不正な大麻・けしを発見した場合には、最寄りの警察署、保健所、神奈川県薬務課、麻薬取締官事務所までご連絡を願います。

 

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けしの種類

けし属植物には多くの種類がありますが、更に育種の進歩に伴って花の色、果実の形、種子の色等が異なる栽培変種が広く各国に分布しています。
わが国では「あへん法」の対象植物で栽培が禁止されている「ソムニフェルム種」及び「セティゲルム種」「麻薬及び向精神薬取締法」の対象植物で栽培が禁止されている「ハカマオニゲシ」をはじめ、鑑賞用として「ひなげし」「おにげし」等が栽培されています。

けしの簡単な見分け方

栽培が禁止されているけし

注意 “あへん法” "麻薬及び向精神薬取締法”により、栽培が禁止されている

 

品種と特徴

ソムニフェル種 

セティゲルム種 

ハカマオニゲシ

  1. 茎・葉は白っぽい緑色
  2. 草丈が大きく1m以上になる
  3. 茎が太く、しっかりしている感じ
  4. 無毛。あっても極めて少ない
  5. 葉は全体に茎の上部まである
  6. 葉は大きく長楕円形で、まわりの切れ込みが浅い

栽培ができるけし

観賞用として、栽培することが可能である

 

品種と特徴

ひなげし 
おにげし 

  1. 緑色をしている
  2. 草丈が低く80〜90cm止まり
  3. 全草が弱々しい感じ
  4. 全草に粗毛が生えている
  5. 草は茎の下部に密生している
  6. 葉は羽状で、深くさけている
  7. 茎の下方から出ている葉は葉柄をもっている

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不正栽培または自生している大麻・けしを発見した場合は、 麻薬取締官事務所、都道府県薬務主管課、保健所、警察署 へ連絡してください。